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日経平均は大幅反落、売り優勢で下げ幅を拡大/ランチタイムコメント
*12:17JST 日経平均は大幅反落、売り優勢で下げ幅を拡大
日経平均は大幅反落。1954.72円安の66796.79円(出来高概算9億5194万株)で前場の取引を終えている。
前日15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は150.37ドル高の52658.64ドル、ナスダックは162.22ポイント高の26269.23で取引を終了した。好調な銀行決算や国内インフレ鈍化を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)に続き生産者物価指数(PPI)が鈍化したことに加え、NY連銀のウィリアムズ総裁もタカ派色を弱め年内の利上げ観測がさらに後退し金利低下に連れ相場は続伸。一時、対イラン攻撃継続で原油高を嫌気し売りに転じたが、終盤にかけ相場は再び買われた。
米株式市場の動向を横目に、16日の日経平均は851.08円安の67900.43円と反落して取引を開始した。米株高にもかかわらず、指数寄与度の大きいAI・半導体関連株に売りが集中し、寄り付き直後から下げ幅を拡大、下げ幅は一時2200円を超えた。韓国総合株価指数(KOSPI)の下落率が7%超となる場面では、東京市場でも半導体関連への売り圧力が強まり、前場安値圏で取引を終えた。
個別では、ベイカレント<6532>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、テルモ<4543>、コナミG<9766>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、ホンダ<7267>、KDDI<9433>、太陽誘電<6976>、ソニーG<6758>、野村総合研究所<4307>などの銘柄が上昇。
一方、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、キオクシアHD<285A>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、レーザーテク<6920>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、スクリン<7735>などの銘柄が下落。
業種別では、医薬品、輸送用機器、パルプ・紙などが上昇した一方で、非鉄金属、金属製品、電気機器などが下落した。
後場の日経平均株価は、売り一巡後の下げ渋りが意識されつつも、半導体関連株を中心に上値の重い展開が続くことが想定される。半導体受託生産大手TSMCの決算発表を控えており、AI・半導体関連株には持ち高調整の売りが出やすく、積極的な買いは手控えられよう。一方、前日発表の6月米PPIがCPIに続き市場予想を下回り、FRBによる利上げ観測が後退していることは、ハイテク以外の銘柄には支援材料となる。前場は医薬品や輸送用機器など非ハイテク系の業種に資金が向かっており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が売られるなか、相対的にTOPIX優位の展開が続くとの見方もある。日経平均は前場安値の66500円近辺が下値メドとして意識されよう。《AK》
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