ファーストコーポレーション、27年5月期は大幅増収増益・連続増配予想、豊富な受注残と工事採算改善が牽引

2026年7月16日 07:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は、7月15日に26年5月期連結業績を発表した。売上面は不動産売上および共同事業収入の前期の反動で減収だったが、利益面は完成工事総利益率の改善および不動産売上総利益率の上昇により増益で過去最高を更新した。配当は上方修正して増配幅が拡大した。27年5月期は大幅増収増益で連続増配予想としている。豊富な受注残を背景に完成工事が順調に進捗するとともに、完成工事総利益率の改善が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は6月の年初来安値圏から切り返して戻り歩調の形だ。高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

■26年5月期増益・増配、27年5月期大幅増収増益で連続増配予想

 26年5月期の連結業績は売上高が前期比15.7%減の364億17百万円、営業利益が12.3%増の28億96百万円、経常利益が8.5%増の26億89百万円、親会社株主帰属当期純利益が12.8%増の18億82百万円だった。配当は7月15日付で期末2円上方修正(4月14日付に続いて2回目)して前期比6円増配の48円(期末一括)とした。連続増配で配当性向は30.5%となる。

 売上面は不動産売上および共同事業収入の前期の反動で減収だったが、利益面は完成工事総利益率の改善および不動産売上総利益率の上昇により増益で過去最高を更新した。受注高は201億38百万円(うち造注方式は21億60百万円)で、期末受注残高は283億60百万円となった。また販売用不動産残高は197億47百万円となった。配当は上方修正して増配幅が拡大した。

 完成工事高は20.2%増の272億24百万円、完成工事総利益は73.0%増の31億30百万円、完成工事総利益率は3.5ポイント上昇して11.5%、不動産売上高は48.1%減の81億60百万円、不動産売上総利益は1.0%増の14億33百万円、不動産売上総利益率は8.6ポイント上昇して17.6%、共同事業収入は85.6%減の6億56百万円、共同事業収入総利益は93.8%減の69百万円、共同事業収入総利益率は14.0ポイント低下して10.5%、その他の売上高は34.9%増の3億75百万円、その他の売上高総利益は59百万円(前期は1億47百万円の損失)だった。

 なお報告セグメントベースでは、建設事業は売上高が20.2%増の272億24百万円で営業利益(全社費用等調整前)が74.4%増の30億36百万円、不動産事業は売上高が56.5%減の88億17百万円で営業利益が49.4%減の11億06百万円だった。建設事業では価格転嫁と効率化の両軸を達成した。不動産事業は減収だが、利益率が改善した。

 全社ベースの業績を四半期別にみると、第1四半期は売上高74億21百万円で営業利益4億30百万円、第2四半期は売上高78億37百万円で営業利益5億43百万円、第3四半期は売上高87億31百万円で営業利益6億39百万円、第4四半期は売上高124億28百万円で営業利益12億84百万円だった。

 27年5月期の連結業績予想は売上高が前期比20.8%増の440億円、営業利益が20.9%増の35億円、経常利益が11.5%増の30億円、親会社株主帰属当期純利益が10.0%増の20億70百万円としている。配当予想は前期比3円増配の51円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は30.0%となる。

 受注高の計画は73.8%増の350億円としている。豊富な受注残を背景に完成工事が順調に進捗するとともに、完成工事総利益率の改善が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

■株価は上値試す

 株価は6月の年初来安値圏から切り返して戻り歩調の形だ。高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。7月15日の終値は1038円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS169円84銭で算出)は約6倍、今期予想配当利回り(会社予想の51円で算出)は約4.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS929円21銭で算出)は約1.1倍、そして時価総額は約139億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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