【注目銘柄】バリュエンスホールディングス、3Q純利益6.2倍で3度目の上方修正期待

2026年7月14日 08:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■3Q純利益は通期計画を3億1400万円超過、年45円への大幅増配も追い風

 バリュエンスホールディングス<9270>(東証グロース)は、前日13日に22円高の1972円と5営業日ぶりに反発して引けた。前週末10日に発表した今2026年8月期第3四半期(2025年9月~2026年5月、3Q)業績が大幅な増収増益となり、純利益が前年同期比6.22倍に拡大したことを手掛かりに、今8月期通期業績の3度目の上方修正を期待するバリュー株買いが再燃した。

 同社は今期業績予想を今年1月と4月に2度上方修正し、発表後はいずれも株価がストップ高を演じた。このため、今回も急騰局面の再現を期待する買いが交錯している。

■買取・販売事業が伸長し、3Qは大幅増収増益

 今期3Q業績は、売上高799億5500万円(前年同期比26.7%増)、営業利益52億7400万円(同4.10倍)、経常利益51億3000万円(同4.19倍)、純利益33億1400万円(同6.22倍)と大幅な増収増益となった。

 国内リユース市場は、2024年の3兆2628億円から2030年には4兆円へ拡大すると予測されており、同社の買取・販売事業も好調に推移した。

■国内外で仕入れ拡大、越境ECや地金販売も寄与

 買取事業では、国内141店舗の1店舗当たり仕入高が増加したほか、海外58店舗でも東南アジアでの仕入れが拡大し、仕入高は635億1400万円(同31.3%増)となった。

 販売事業では、自社オークションの売上高増加により、オークション手数料売上高が29億7200万円(同20.9%増)に伸びた。小売りも、シームレス出品による出品点数の増加や2025年11月に開始した越境ECが寄与し、売上高は197億8400万円(同47.2%増)となった。地金の卸売高も89億2000万円(同57.4%増)と引き続き好調に推移した。

■通期純利益は7期ぶりに過去最高を更新へ

 今8月期通期業績予想は、今年1月と4月に2度上方修正され、売上高1060億円(前期比24.9%増)、営業利益55億円(同3.78倍)、経常利益52億6000万円(同3.99倍)、純利益30億円(同4.39倍)とV字回復を見込む。純利益は、2019年8月期の過去最高益14億5800万円を7期ぶりに大幅更新する見通しだ。

■3Q純利益は通期予想を3億1400万円上回る

 通期予想に対する3Q業績の進捗率は、売上高がほぼ目安通りの75%となった一方、営業利益は95.8%、経常利益は97.5%と目安を大きく上回った。純利益は通期予想の30億円をすでに3億1400万円上回っており、3度目の業績上方修正への期待を高めている。

 今期配当は、業績予想の上方修正に合わせて期初予想の年間15円から増額され、年間45円(前期実績10円)への大幅増配を予定している。

■PER8倍台の割安感から2230円奪回を目指す

 株価は業績予想の上方修正のたびに急騰し、今年1月にはストップ高を交えて1950円まで買われ、4月にもストップ高を交えて年初来高値2791円まで上値を伸ばした。同高値後は、リユース株の株価材料となる金先物価格の調整とともに下値を探り、1950円まで売られたが、3Q好決算を受けて再び上昇に転じている。

 PERは8.6倍と割安な水準にある。まずは年初来高値から直近安値までの調整幅に対する3分の1戻しに当たる2230円が当面の上値目標となり、これを上抜けば半値戻し、さらに年初来高値奪回が視野に入る。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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