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ソフトバンクGが上場来高値更新 5兆円利益とAI期待で時価総額は国内2位に

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●ソフトバンクGが上場来高値を更新
ソフトバンクグループ(G)の株価が22日の東京株式市場で、2025年10月29日以来の上場来高値を更新する一時8036円を付けた。
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時価総額は初めて41兆円を超え、三菱UFJフィナンシャル・グループを抜いて、トヨタ自動車に次ぐ国内2位に再浮上した。
13日に発表した連結決算(IFRS)では、当期純利益が5兆円を超え、日本企業として過去最高益となった。
AIブームに乗ったソフトバンクGの勢いはまだまだ続くのか?
●外部環境の改善に加え、追い風となったオープンAIとアーム
20日に4880円だったのが、わずか2日後に65%増となる高値を付ける暴騰劇だった。
同じ時期には、米国とイランの停戦への期待から日経平均全体も史上初の6万5000円を突破するなど、外部環境の改善もソフトバンクGの株価を押し上げたことは間違いない。
中東情勢の悪化後初めてホルムズ海峡を経由したタンカー「出光丸」が日本に到着したニュースも、好材料として重なった。
ソフトバンクGにも好材料があった。
同社が約13%の株式を保有する米オープンAIが、近く新規公開(IPO)申請する公算が高まっている。
ソフトバンクGが株式の8割超保有する米半導体大手アームHDの株価も、ナスダック市場で連日最高値を更新しており、これらの要因も好感されている。
●他にも好材料が目白押しのソフトバンクG
ソフトバンクG傘下の通信会社・ソフトバンクは、安定したキャッシュを生み出している。さらに国内最大規模のAIデータセンターの構築も進めており、インフラを国内で寡占できるかもしれない。
ソフトバンクとLINEヤフーの子会社で、SBVF2(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)が出資するPayPayが2026年3月に米国ナスダックで上場し、日本での上場も噂されている。
ソフトバンクGは、長年巨額の有利子負債が不安視されていた。多くの事業を抱える企業が、その複数の事業を合算した価値より3割~5割ほど割安に放置されるコングロマリット・ディスカウントも、指摘されてきた。
だがアームやPayPayが上場し、ソフトバンクGが投資家から「見える化」されたことで安心感が広がっていることも、暴騰の要因となっている可能性が高い。
ソフトバンクGは、孫正義会長に「万が一のことがあった時が最大のリスク」とも言われるが、それ以外の大きなリスクは、今のところは“AIバブル”の本格的な終焉しかなさそうだ。(記事:森泰隆・記事一覧を見る)
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