欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も為替介入に警戒

2026年5月27日 17:27

印刷

記事提供元:フィスコ

*17:27JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も為替介入に警戒
27日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。中東情勢の行方に不透明感が再び広がるなか、原油相場の小幅上昇でドル買いに振れやすい。ただ、日本の「防衛ライン」とされる160円が意識され、引き続き上値は重くなりそうだ。

前日発表された米消費者信頼感指数は前回(修正後)からやや悪化し、ドル買いを抑制。ただ、米国とイランの和平協議の行方に不透明感が広がるなか、原油相場は再び上昇基調となってインフレ圧力が意識され、ドル買いに振れる場面もあった。ユーロ・ドルは1.16ドル半ばから1.1610ドル台まで軟化し、ドル・円は小幅高で一時159円40銭に接近した。本日アジア市場で原油相場と米長期金利は失速したが、ドル・円は159円前半を維持した。

この後の海外市場は、引き続き中東紛争の終結に向けた動きが注視される。米軍の小規模な攻撃でイラン側は態度を硬化させる可能性があり、ドル買い地合いが見込まれる。また、明日発表のコアPCE価格指数は伸びの加速が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策への思惑からもドル買いは支援されよう。ただ、ドル・円は4月30日以来の水準に浮上し、日本の「防衛ライン」とされる160円が視野に入れば為替介入を警戒したドル売り・円買いが強まりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし《AK》

関連記事