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トヨタ「5/26配当支払い開始」で今週開幕 新NISAで広がる非課税配当の再投資戦略
5月25日(月)の米国市場がメモリアルデーで休場となる中、今週の国内市場は注目イベントとともに幕を開ける。日本最大の時価総額を誇るトヨタ自動車(7203)の期末配当支払い開始日が、5月26日(火)だからだ。
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これを皮切りに、3月決算企業から個人投資家の口座へ配当金が振り込まれる「配当ラッシュ」が本格化する。
新NISA開始から約2年5カ月。個別株やETFを保有する投資家にとって、今週は「配当金が非課税で手元に入る」恩恵を実感するタイミングとなる。例えば10万円の配当金なら、課税口座では約2万円が源泉徴収(20.315%課税)されるが、NISA口座(成長投資枠)では10万円をそのまま受け取れる。
ただし、注意したいのが「受取方法の設定ミス」だ。NISA口座で配当金を非課税にするには、「株式数比例配分方式(証券口座受取)」への設定が必須となる。銀行口座受取や配当金領収証方式では、NISA保有でも課税対象となるため、事前に設定を確認しておきたい。
配当金を再投資する場合は、新NISA特有の「枠消費」に注意が必要だ。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などの投資信託は、分配金がファンド内部で再投資されるため、NISA枠を追加消費しない。一方、個別株やETFの配当金は一度現金で払い出される。
この現金を用いて再び株等を買い付ける行為は「新規買付」の扱いとなり、 成長投資枠(年間240万円、生涯1,200万円)を消費する。すでに年間上限まで使っている場合、NISA内での再投資は翌年までできず、特定口座で購入するか、翌年の枠復活を待つ必要がある。
配当ラッシュで口座内キャッシュが増える今週は、ポートフォリオを見直す好機でもある。日本市場は日銀の追加利上げ観測やインフレ動向を意識しつつ、高値圏で推移している。配当金を同じ銘柄へ再投資するだけでなく、「コア・サテライト戦略」を意識し、インデックス投信の積立増額や成長期待セクターへの分散投資も選択肢となる。
非課税メリットをどう中長期の資産形成へ組み込むか。今週から始まるマネーフローは、投資家としての規律を試す契機となりそうだ。
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