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米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク買いが下支えも
記事提供元:フィスコ
*12:47JST 米国株見通し:下げ渋りか、ハイテク買いが下支えも
(12時30分現在)
S&P500先物 6,931.50(+1.25)
ナスダック100先物 25,718.50(+26.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は9ドル安。米長期金利は弱含み、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。
前営業日のNY市場は3日続伸。ダウは前週末比227ドル高の48362ドルで取引を終え、S&Pとナスダックもそろってプラスに。人工知能(AI)関連株が買い戻され、相場を押し上げた。エヌビディアが中国向けに先端半導体の出荷を開始するとの報道を受けて大きく買われ、他の半導体銘柄にも買いが波及。年末を控えた薄商いで相場は不安定になりやすいが、金融や医薬品など景気敏感株にも買いが入り、主要指数は終日堅調に推移した。
本日は下げ渋りか。年内の主要イベントを通過し、投資家の関心は経済指標に移りつつある。今晩発表される7-9月期国内総生産(GDP)速報値は成長率鈍化が予想され、景気減速懸念から売り要因となりそうだ。一方で、インフレ指標の落ち着きが続くなか、連邦準備制度理事会(FRB)の来年の利下げ観測は根強く、金利低下がハイテクや住宅関連株の支えとなる可能性も。AI関連では短期的な過熱感が意識されるが、押し目買いが広がれば相場を支えるだろう。《TY》
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