関連記事
今日の為替市場ポイント:米失業率上昇で米ドル買いは抑制される可能性
記事提供元:フィスコ
*07:56JST 今日の為替市場ポイント:米失業率上昇で米ドル買いは抑制される可能性
16日の米ドル・円は、東京市場では155円25銭まで買われた後、154円68銭まで反落。欧米市場では154円40銭まで売られた後、155円00銭まで反発したが、154円74銭で取引終了。本日17日の米ドル・円は主に154円台で推移か。米国の失業率は緩やかに上昇する可能性があるため、リスク選好的な米ドル買い・円売りは抑制される可能性がある。
米労働省が12月16日発表した雇用統計によると、非農業部門雇用者数は10月に10.5万人減少したが、11月は6.4万人増加。ただ、9月時点で4.4%だった失業率は11月に4.6%に上昇。家計調査によるデータ収集ができなかったため、10月の失業率は不明だが、9月の4.4%を上回っている可能性がある。市場参加者の間からは「米雇用環境は特に悪化していない」との声が聞かれたが、雇用環境の大幅な改善は期待できないとの見方が多いため、12月以降の動向を点検する必要がありそうだ。《CS》
スポンサードリンク

