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マーチャント・バンカーズ、熊本に第1号系統用蓄電所、EUKA社と共同開発
■熊本で2MW級蓄電所建設へ、台湾EUKA社と協働推進
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は10月20日、台湾EUKA Power社(傑明新能源股份有限公司)と共同で進める系統用蓄電池開発プロジェクトの第1号案件について、熊本県内に建設地を決定したと発表した。出力2メガワット(MW)、蓄電容量8メガワット時(MWh)の規模で、2025年12月に着工、2026年6〜8月の系統連系・発電開始を予定している。
第1号案件には、EUKA Power社のオールインワン型蓄電システムを採用し、耐久性とコスト効率の高い設備構成とする。事業主体はEUKA Power社と共同事業者(現時点では未定)が出資し、同社が管理する特別目的会社(SPC)を新設して担う。マーチャント・バンカーズは同SPCのアセットマネジャーとして、投資額に応じた管理報酬を毎年安定的に受領する見込みである。
同社は熊本県の第1号発電所を皮切りに、九州を中心として特別高圧蓄電所を含む総蓄電容量200MW/800MWhの系統用発電所開発を進める方針だ。正式な事業契約は2025年12月頃、EUKA Power社およびエネルギー事業者、金融機関などのパートナーとの間で締結する予定である。なお、同社とEUKA Power社が9月1日に締結した基本合意書の有効期間は1年間としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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