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【株式市場】前場の日経平均は35円安、為替は円安で一時102円高まで上げる
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9642円40銭(35円62銭安)、TOPIXは2817.05ポイント(8.26ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億3495万株
7月16日(水)前場の東京株式市場は、米国の消費者物価指数などを受けて円安が進んだ割に自動車株や大手商社株が重く、米トランプ大統領が打ち出したロシア包囲の「2次関税」に不透明感がある様子となった。好決算株や材料株が個別に物色され、東宝<9602>(東証プライム)は業績予想の増額など好感され急伸し上場来の高値。三菱倉庫<9301>(東証プライム)などの倉庫株が低PER脱出期待などで強く、レーザーテック<6920>(東証プライム)などの半導体株群も高い。日経平均は午前10時頃に102円高(3万9780円)まで上げたが、国内金利上昇などもあり前引けは小安い。
フォスター電機<6794>(東証プライム)が一段と上げて連日高値を更新し円安など好感。オープングループ<6572>(東証プライム)も一段と上げて高値を更新し第1四半期の大幅増益など好感。串カツ田中HD<3547>(東証スタンダード)も急伸し第2四半期決算の大幅な上振れ着地を好感。グッドパッチ<7351>(東証グロース)は一時ストップ高となり好決算など好感。
東証プライム市場の出来高概算は7億3495万株、売買代金は1兆9247億円。プライム上場1626銘柄のうち、値上がり銘柄数は630銘柄、値下がり銘柄数は909銘柄。
東証33業種別指数は8業種の値上がりにとどまり、倉庫運輸、情報通信、石油石炭、食料品、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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