TORICOは後場もストップ高買い気配で始まる、テイツーと資本業務提携、テイツーは第2位株主に

2024年4月1日 13:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「漫画全巻ドットコム」などと「ふるいちオンライン」などで相乗効果めざす

 TORICO<7138>(東証グロース)は4月1日、急伸相場となり、取引開始後からストップ高の1301円(300円高、29%高)で売買をこなし、約3週間ぶりに1300円台を回復した。後場もストップ高買い気配で始まった。3月29日付でテイツー<7610>(東証スタンダード)との資本業務提携を発表し、期待が高揚する相場になった。

 発表によると、TORICOはコミック全巻セットに特化したネット書店「漫画全巻ドットコム」などのECサービスを行っている。テイツーグループは「古本市場」、「ふるいち」、「トレカパーク」を中心とした多様な業態の店舗展開(全国に158店:2023年11月30日現在)やECサイト「ふるいちオンライン」の運営を行っており、新たな商品戦略の構や体験型ビジネス戦略の構築などを推進する。

 提携による事業開始日は2024年4月1日、TORICOは第三者割当方式によりテイツーに普通株式30万株を割当て、割当価格は1株につき金1068円。調達資金の額は3億2040万円。テイツーは3月29日付で議決権割合19.7%を保有し第2位の株主になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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