スバル「レガシィ アウトバック」、「自動車安全性能2021 ファイブスター大賞」に

2022年5月31日 13:26

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レガシィ アウトバック Limited EX(画像: SUBARU発表資料より)

レガシィ アウトバック Limited EX(画像: SUBARU発表資料より)[写真拡大]

 スバルのSUV「レガシィ アウトバック」が、自動車アセスメント(JNCAP)において、2021年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高評価を獲得し、「自動車安全性能2021」のファイブスター大賞を受賞した。スバル車では、ステーションワゴンの「レヴォーグ」に続き、2年連続の受賞となる。

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 レガシィ アウトバックは、1995年に「レガシィ グランドワゴン」「レガシィ ランカスター」の名前で日本市場に登場。2003年に全世界で名前を統一し、海外市場で使われていた「アウトバック」の名前が日本でも採用された。以来スバルのフラッグシップクロスオーバーとして、現在も活躍を続けている。

 自動車アセスメントは、自動車の安全性能を比較評価するため、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が共同で実施している。安全性能に対するテストを行ない、その結果を公表するしくみだ。ファイブスター賞大賞は、ファイブスター賞を獲得した中でも最高得点の車に贈られる。

 レガシィ アウトバックは、様々な安全性能を搭載。衝突安全性能においては、スバル独自開発のグローバルプラットフォームに対して、フルインナーフレームを組み合わせた。これにより衝突エネルギーの吸収率を向上させている。

 エアバッグの装備に関しても、デュアルSRSエアバッグや、側面衝突対策としてのSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグの組み合わせなど、様々な対策を行なっている。歩行者保護エアバッグも、すべてのグレードで標準装備している。

 予防安全性能に関しては、新世代アイサイトを全車標準装備する。新開発のステレオカメラは、従来品より視野を拡大。前後4つのレーダーを使えば、360度センシングも可能だ。

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