日産、リーフに「NISMO」を設定し発売

2018年7月20日 11:30

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「リーフNISMO」(画像: 日産自動車)

「リーフNISMO」(画像: 日産自動車)[写真拡大]

  • 専用フロントバンパー
  • 専用サイドシルプロテクター
  • 専用リヤバンパー
  • 専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー
  • パワースイッチ
  • 専用電動型制御ブレーキ、専用サスペンション(ショックアブソーバー)
  • 専用18インチアルミホイール&コンチネンタル ContiSportContactTM 5タイヤ
  • インテリア

 日産は19日、電気自動車(EV)「日産リーフ」にスポーツモデルの「リーフNISMO」を設定し、7月31日より全国一斉に発売することを発表した。2WDのみの設定で、価格は403万2,720円(消費税込)となっている。EVの環境性能や経済性は知られていても、走りの魅力が正直伝わりにくかっただけに、レース活動に裏付けされたブランドのNISMOバージョンが加わったことで、走りやエクステリアの魅力でリーフを選んでもらうことに期待される。

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■NISMOのDNAをEVにも

 NISMOのロードカーは、「ジュークNISMO」、「マーチNISMO」、「ノートNISMO」、「フェアレディZNISMO」、「NISSAN GT-R NISMO」、そして「セレナ NISMO」に続き今回、「リーフ」にも、NISMOならではの空力性能に優れたスタイリッシュなエクステリアと、運転の楽しさを予感させるインテリア、さらにパフォーマンスを注入した、「リーフNISMO」が設定された。

 NISMOのDNAをふんだんに盛り込んだ「リーフNISMO」は、低燃費性能だけが注目されるEVに、スポーティーなデザインだけではなく、EVならではの走行性能をプラスした、新しい時代のスポーツモデルとして注目される。

■内外装にNISMOの証

 「リーフNISMO」のエクステリアは、「レイヤードダブルウイング」を中心に、ひと目でNISMOとわかるデザインを採用。ダウンフォースを向上させる低重心と走りのパフォーマンスを予感させる精悍なエクステリアを実現している。また、大径化と軽量化されたスポーティなデザインのNISMO専用18インチアルミホイールと、225/45R18のハイグリップタイヤを採用、ボディカラーは、NISMO専用のカラーコーディネーション2種類を含む、全9種類をラインアップしている。

 インテリアでは、NISMO専用ステアリングのレッドセンターマークなど、NISMOのアイコニックカラーであるレッドアクセントを随所にあしらい、ドライバーの走りへの気持ちを高揚させるスポーティな演出を施した。インストルメントパネルには専用カーボン調フィニッシャーを採用し、専用電制シフトにガンメタクローム加飾を施すなど、スタイリッシュなインテリアデザインとなった。

 また、ディーラーオプションでも、NISMO専用のフロアマット、プラスチックバイザー、そしてNISMOナンバープレートリム&ナンバープレートロックなどが用意されており、スポーツムードをより高めてくれる。

■専用チューンでアップグレードされた運動性能

 「リーフNISMO」専用にチューニングされた電動パワーステアリングや、インテリジェント トレースコントロールを採用し、高い安定性とライントレース性を実現。また、NISMOらしい加速感を追求してコンピューター(VCM)を専用チューニングしており、標準車と同じ最高出力・最大トルクでありながらも、Dレンジ/Bレンジともに、よりエキサイティングな走りを実感できるように加速度を強めにセッティングとなっている。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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