物色は個人主体による中小型株によりシフトしやすい/後場の投資戦略

2017年11月27日 12:17

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22474.98;-75.87TOPIX;1778.94;-1.62

[後場の投資戦略]

 ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、安川電<6506>などがしっかりだが、値がさハイテク株が利益確定の売りに押されており、日経平均を押し下げている。欧州系証券でSUMCO<3436>に格下げの動きもみられており、半導体関連への利食いに向かわせた格好のようだ。また、中国、香港株が弱いスタートとなっていることも、不安心理を高める要因になっているようである。

 また、後場は日銀のETF買い入れが意識されてくるが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きによって反転は期待しづらく、物色は個人主体による中小型株によりシフトしやすいだろう。(村瀬智一)《AK》

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