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夜空で2番目に明るい星になるという人工衛星「Mayak」
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 人工衛星には太陽を反射して明るく光るものも多いが、7月14日に打ち上げられたモスクワ工科大学の超小型衛星「マヤーク (Mayak)」には太陽光反射装置が組み込まれており、これを展開することでマイナス10等級という満月に次ぐ明るさの「星」になるという(マイナビニュース)。
マヤークはロシア語で「灯台」を意味する衛星で、3Uキューブサットと呼ばれる小型の衛星にも関わらず、搭載されている反射膜を展開することで一辺3mほどの大きな輝く衛星となるという。その明るさはマイナス5等級の金星や他の人工衛星を大きく上回り、条件によっては昼間でも見れるほどだとのこと。マヤークは現在、高度586km×605km、軌道傾斜角97.6度の軌道を周回している。
ちなみにマヤークの本来の目的はデブリを大気抵抗で落下させるための実験を行うことで、反射膜を展開することで抵抗を受けやすくし、それによって速度を落として軌道から落下させることを目指しているという。
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