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「焼きとり」がファミマファストフードを席巻!登場6日で1000万本突破

「炭火焼きとり ハラミタレ」(写真: ファミリーマートの発表資料より)[写真拡大]
6月27日より、ファミリーマートのファストフード惣菜ラインナップに登場した、「焼きとり」。この「焼きとり」が、たった6日間という短さで、1,000万本を突破した。この数字は、ファミリーマートのファストフード惣菜史上最速であるという。
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■熾烈なコンビニ業界の行く末やいかに
昨今、コンビニ業界の競争が激しい。ドーナツ、100円コンビニコーヒーや、試験的な店舗形態など、話題に事欠かない。なかでも、サークルK・サンクスの当時の親会社ユニーグループ・ホールディングスと、ファミリーマートの経営統合は記憶に新しいところだろう。
大手企業の経営統合というのは、得てして一般消費者には縁遠い話。「サービスはどうなるのか」、「ポイントは使えるのか」、「店名、ブランド名はどうなるのか」気になるのはこんなところ。
実際、これまではサークルK・サンクスの店舗名、PB商品が、どんどんとファミリーマート化してくという、サークルKユーザーからすれば、実にもの寂しい状況に終始していた。「所詮、この世は弱肉強食なんだ・・・・・・」いつの間にやら、ファミマブランドで埋め尽くされているサークルKの商品棚は、まさに市場というものがどのように動いているのかを実感させてくれるものであった。
■「焼きとり」がファミマファストフードに飛来した!
そんなサークルKユーザーの憂さも晴れる自体が起きた。サークルKユーザーなら、誰もが知っている人気定番商品「焼きとり」。値段の割に美味しいとあって、以前から話題であったこの商品。統合発表以後、一時は消滅の噂さえあったが、存続どころか、ファミリーマートの惣菜ラインナップにも加わるというのだ。
「焼きとり」の反撃は、これだけに終わらない。6月27日より、ファミリーマートの惣菜ラインナップに加わると、たった6日間で1,000万本を突破したというのだ。数多あるファミリーマートのファストフード惣菜の中でも、このスピードは史上最速であるという。
ちなみに、「焼きとり」という特性上、お酒のつまみやおかず需要が多いようで、夕方から夜間(16時~22時)にかけての販売が全体の半数以上を占めるようだ。スナック感覚や、お昼や間食のプラスアルファ感が強い、コンビニファストフードのなかでは特徴的である。
■サークルK出身の「焼きとり」が今まさに全国区のコンビニ業界へ巣立つ
これこそ経営統合がもたらした良い結果のひとつだろう。7月18日からは新たな「焼きとり」も飛来する。希少部位のハラミを利用した、「炭火焼きとり ハラミタレ」(128円)だ。なんと焼きとり1本に、8羽分の鶏肉を使用という贅沢さ。これが数量限定で発売される。
焼き鳥1本を作るのに、8羽分の鶏肉を使用するため、一般的にも希少性が高い焼き鳥である「ハラミ」を数量限定で発売。優勝劣敗なこの市場環境でもたくましく巣立っている、「焼きとり」の頑張りを、今後もウォッチしていきたい。(記事:煎茶濃いめ・記事一覧を見る)
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