「ロエベ」が日本最大規模の旗艦店「カサロエベ銀座」をオープン

2025年12月7日 19:16

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記事提供元:アパレルウェブ

 「ロエベ(LOEWE)」が、銀座の中央通りとみゆき通りが交差する象徴的なロケーションに、旗艦店「カサロエベ銀座」をオープンした。日本最大、世界でも二番目の規模となる4フロア・965㎡の店内では、ウィメンズとメンズのウェアやバッグをはじめ、アクセサリー、アイウェア、フレグランス、ホームセンツ、革小物まで幅広いカテゴリーをフルラインで揃える。
 オープンに際し、新作ハンモック「フリップ」の同店限定色「ライトゴースト」も販売を開始した。





 建築コンセプトは「スペインの感性×日本のデザイン」
 独自のマディグリーンのセラミックタイルが、外装から内装へ連続するデザインが特徴。タイルは手仕事で制作されており、釉薬の表情や窪みにより光と色彩の変化を生み出す。
 多様な大理石、真鍮の窓枠、木製の手すりなど、素材のコントラストが空間に豊かな質感を与え、自然光によってその美しさが際立つ。深みのあるマディグリーンは、かつて銀座が湿地帯であった歴史に着想を得ている。
 
 4階には、フレグランスやホームセンツを体験できるエリアや、チャームやミニバッグでカスタマイズできるパーソナライゼーションスペースを配置。さらに世界初の「ギフトカウンター」では、スペインの伝統菓子パルメラやポルボロン、チョコレートなどを販売する。
 オープンを記念して、日本のアイシングクッキー作家・Fioccoによる特製クッキーも期間限定で販売する。



国内外のアート作品が店内を彩る
 
 「ロエベ」がミラノサローネ2024で発表した2つのランプなど国内外のアート作品を展示。漆塗りの木材と曇りガラスで構成されたアンセア・ハミルトンの「Kimono Lamp」は1階に展示され、屋外からも視認できるケリス・ウィン・エヴァンスのネオン作品が4階に吊り下げられている。
 日本人アーティストの作品も多数配置され、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 大賞受賞者の青木邦眞の陶芸作品「Realm of Living Things 19」など、伝統技術と現代アートが融合したラインナップが揃う。
 
 店内の家具にはジョージ・ナカシマやイサム・ノグチなどの代表作が並び、ロエベのシグネチャーデザインに加え、余剰レザーの95%を再利用した「ロエベ リクラフテッド コーヒーテーブル」も新設。素材に新たな命を吹き込む取り組みとして注目だ。
 
◾️カサロエベ銀座

東京都中央区銀座5-8-15

営業時間:11:00~20:00
 
◾️「ロエベ」公式サイト
 

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