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サッポログループ、豊田通商グループと米大手PB飲料メーカーを買収
サッポロホールディングス(HD)は25日、豊田通商と共同で米国の業務用果汁飲料製造大手カントリーピュアフーズ社を買収すると発表した。2012年に買収したチルド飲料の米シルバースプリングスシトラス社とのシナジー最大化を図り、ビール事業も含めた北米事業の成長戦略を加速させるという。
サッポロHDによると、同社の国際事業運営会社が51%、豊田通商の米国法人が49%を出資する。
カントリーピュアフーズ社は、主にアメリカ国内の教育機関や医療機関等非商業機関への業務用販売に強みを持つほか、大手組織小売チェーンへのプライベート商品や大手飲料メーカーの受託製造なども手がける。
サッポロインターナショナルは、「サッポログループ中期経営計画2014-2016」において、基盤である北米と成長著しいアジアをビール事業の最重点エリアに位置づけるとともに、2012年のシルバースプリングスシトラス社買収で北米での飲料事業に参入し、ノウハウや知見を蓄積してきた。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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