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金融政策の現状維持を織り込む利益確定も、ソフトバンクの底堅さに注目/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;15121.33;-152.74TOPIX;1226.38;-10.59
[後場の投資戦略]
利食いの流れから日経平均はじり安基調となっているが、オプション権利行使価格の15125円辺りでの下げ渋りをみせている。5日線が支持線として意識されているほか、ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジであり、+1σ接近での下げ渋りに。明日の金融政策決定会合の結果を控えて追加緩和期待が高まっているものの、市場コンセンサスは現状維持であり、一先ず緩和メリット株については利食いを進めている状況か。
指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などがマイナスで推移しているためリバウンドは期待しづらい面はある。しかし、ソフトバンク<9984>は底堅さが意識されているほか、ファーストリテ<9983>は一目均衡表の雲下限での推移となり、ねじれに接近している。週間形状では雲上限をサポートに切り返す形状である。トレンドが強まりやすい週となるなか、売り仕掛け的な動きも厳しいだろう。そのほか、建設株への物色が目立っているが、期日通過を意識した需給改善期待から、値幅取りの流れが強まりそうだ。(村瀬智一)《FA》
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