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欧米為替見通し:ベテランズデーで動意に乏しい展開か
記事提供元:フィスコ
*17:09JST 欧米為替見通し:ベテランズデーで動意に乏しい展開か
本日11日の欧米市場のドル・円は、ニューヨーク市場がベテランズデーで閑散取引の中、今週の重要イベントを控えて動意に乏しい展開が予想される。
テクニカル分析では、上昇トレンドを形成中だが、「三角保ち合い」の下辺(97円27銭)を下抜けた場合は、93円75銭の起点に向けた下落トレンドが予想される。
今週の米国の金融及び財政に関するイベントは以下の通り。
■日米財務相会談(12日)
米財務省半期為替報告書では、円安相場に関する懸念は表明されなかったが、麻生財務相のナチ発言に対する、ルー米財務長官の対応に要警戒となる。
■バーナンキFRB議長の講演(13日)
米国10月の雇用統計を受けて、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性を探る展開となる。
■米国議会超党派委員会での財政協議(13日)
12月13日の期限に向けて膠着が伝えられており、進展を見極める展開となる。
■イエレンFRB副議長の次期FRB議長指名承認公聴会(14日)
ハト派のイエレンFRB副議長が次期FRB議長に就任する可能性が高まっており、米国連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和縮小)開始は、最初の連邦公開市場委員会(FOMC)となる3月18-19日まで先送りされるとの見方が強まっている。指名公聴会でのテーパリング(量的緩和縮小)に対する見解に注目することになる。
【今日の欧米市場の予定】
18:00 伊・9月鉱工業生産(予想:+0.2%、8月-0.3%)
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