【株式市場】引き続き米国の金融緩和終了を懸念し日経平均は反落模様

2013年6月20日 15:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  20日後場の東京株式市場は、引き続き日経平均が弱もみ合いを続け、材料株を個別に物色する相場。米FRB(連邦準備制度理事会)議長声明を受けて米国発の大幅な金融緩和が年内に「出口」を迎えるとの観測から、三井不動産 <8801> などの不動産株が引き続き軟調。

  円安基調は続いたものの、トヨタ自動車 <7203> やファナック <6954> が軟調で、ディフェンシブのはずの武田薬品工業 <4502> も安い。半面、仕手色の強い神栄 <3004> や関東天然瓦斯開発 <1661> などが値上がり率上位。バイオ関連で6月11日に上場したペプチドリーム <4587> (東マ)は急反発。

 東証1部の出来高概算は28億5760万株、売買代金は2兆2962億円。1部上場1716銘柄のうち、値上がり銘柄数は465(前引けは489)銘柄、値下がり銘柄数は1168(前引けは1112)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同数の5業種が値上がりし、水産・農林、空運、陸運、食料品、非鉄金属が高い。一方、値下がり率上位の業種は、不動産、鉱業、その他金融、証券・商品先物、医薬品、機械、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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