死者の冥福を祈るために作られた仏教美術を紹介する「追善(ついぜん)の美術―亡き人を想ういとなみ―」展を開催いたします

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 大和文華館

配信日時: 2023-07-05 14:00:00

重要文化財 六道絵

重要文化財 笠置曼荼羅図

京都市指定有形文化財 渡辺浄慶妙慶夫妻像

近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2023年7月7日(金)から8月13日(日)まで、特別企画展「追善の美術―亡き人を想ういとなみ―」を開催いたします。
「追善」とは「追って善根を修する」こと、つまり亡くなった人のために、生きている者が善い行いをすることによって、死者の苦しみを除去し、冥福を祈ることを意味します。仏教においては、追善供養のために仏事が営まれたほか、写経が行われ、仏像や仏画が制作されてきたことが知られています。
特に平安時代以降、浄土思想の流行によって、現世を生きる苦しみを自覚するとともに、死後に待ち受ける世界への関心が高まると、個々の信仰に基づいた多様な美術が生み出されました。仏像や仏画などのほかに、持ち主の供養のため、絵巻や手紙といった故人の遺品に、経文や印仏を摺り重ねることが行われ、さらに中世以降には、亡くなった人の供養として肖像画が描かれました。
この展覧会では、いにしえの人々が他者や自分自身の「死」をどのようにとらえ、身近な「死」と向き合ってきたのか、その結晶として生み出された多様な美術品を通して、亡くなった人々の供養をめぐるいとなみをご紹介します。
詳細は別紙のとおりです。
詳細別紙
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/361231/img_361231_1.jpg
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以 上


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