訂正・差し替えザーイド未来エネルギー賞、2015年の最終候補を発表

プレスリリース発表元企業:Zayed Future Energy Prize

配信日時: 2014-09-29 18:27:00

選考委員会が2015年の賞でリードする最終候補31組を選定

(アラブ首長国連邦アブダビ)- (ビジネスワイヤ) -- 2015年のザーイド未来エネルギー賞の最終候補として、31組が選ばれました。この賞は、再生可能エネルギーと持続可能性に関する技術革新を表彰する世界で最も権威ある賞です。

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賞の選考委員会は、既に審査委員会が選出していた5カテゴリーの59組について検討・評価するために、9月16~17日にアブダビで会合を開きました。5つのカテゴリーは、大企業、中小企業(SME)、非営利組織(NPO)、生涯功労賞、国際高等学校です。

ザーイド未来エネルギー賞事務局長のスルタン・アーメド・アル・ジャベール博士は、次のように述べています。「ザーイド未来エネルギー賞は、アラブ首長国連邦(UAE)だけでなく世界中の持続可能な成長の支援に向けた我が国の賢明な指導層の限りない意欲を反映するものです。この賞は、より持続可能な未来に向けた我が国の指導層のビジョンを体現しています。そうした未来では、再生可能エネルギーがエネルギー安全保障の前進、経済・社会発展、貧困の軽減に大きな役割を果たします。」

「選考委員会は、世界にプラスの影響を与える画期的なアイデア、技術、学術的提案を特定しました。それらは、数百万人のエネルギー・水利用を実現し、持続可能性と再生可能エネルギーの導入を擁護し、クリーンエネルギー空間内に雇用と教育機会を生み出します。」

2015年の大企業カテゴリーの最終候補は、省エネ製品、大規模ユーティリティー、エネルギー貯蔵、太陽光発電の分野で指導力を発揮しています。これは、再生可能エネルギーに対する世界的な需要増というより広範な傾向を反映しています。持続可能な製品に対する商業と消費者の欲求の高まりを受けて、一部の大企業は収益創出とエネルギー効率向上の手段として再生可能エネルギーと持続可能性の慣行を自社のビジネスモデルに採用するようになりました。

選考委員会は、中小企業とNPOについても、東アフリカとアジアの貧困家庭における独立型太陽光発電の商業化の取り組みを評価しました。独立型太陽光発電の成長に伴って世界中の途上国と先進国の両市場で急速な普及が見られる中で、技術革新によって資源導入への取り組みで実用的応用が実現しています。それは、送電網を利用できない地域社会で、照明環境を大幅に改善するために家庭の基本材料から作られた単純なペットボトルを屋上で使用することから、住宅用太陽光発電システム計23万基と太陽ランタン120万個を供給することまでに及びます。

2015年ザーイド未来エネルギー賞の最終候補として、大企業カテゴリーではエネル・グリーン・パワー、ファースト・ソーラー、イケア、パナソニック、非営利組織カテゴリーでは国境なき電気技師団、ライター・オブ・ライト、プラクティカル・アクション、ソーラーエイド(SolarAid)、世界資源研究所が選ばれました。中小企業カテゴリーの最終候補には、エコネーション、M-Kopa、セルコ(SELCO)が選ばれています。

5地域から2015年の国際高等学校カテゴリーの最終候補に選ばれた学校には、アバアルソ科学技術学校、アライアンス女子高等学校、ウォーターフォード・カムラバ(アフリカ)、DGEyC E.S.E.T. Nº4エルパロマー、コレヒオ・ルーズベルト、ムンロ・アカデミー(米州)、アムラ・ビント・アブドゥル・ラーマン女子中学校、ロイヤル・カレッジ、リシ・バレー教育センター、アッドゥ高等学校(アジア)、メルボルン女子学校、ルーメ農村研修センター、カシミア高等学校(オセアニア)が含まれ、欧州地域の最終候補となる可能性のある学校として1校が特定されています。

選考委員会はまた、生涯功労賞カテゴリーの最終候補として5人を特定しています。

世界エネルギー会議議長でザーイド未来エネルギー賞の選考委員会副議長のマリージョゼ・ナドー氏は、次のように述べています。「世界の約12億人がエネルギーを生活に利用できない中で、この賞は世界で最も重要な課題(エネルギーのトリレンマのバランスを取り、同時に安全・安価で環境的に持続可能なエネルギー・システムを提供する方法)に対する社会的責任あるソリューションの開発にこれまで以上に重要になっています。ザーイド未来エネルギー賞は、UAEの世界的影響力と視認性の点だけでなく、エネルギー市場の成長分野の変化に影響を与える戦略的な慈善アプローチにおいても印象的なイニシアチブです。選考委員会は、2015年の賞に向けて非常に強力な最終候補を推挙しました。審査員団には、各カテゴリーで最終決定を下すという困難な仕事が待ち受けています。私たちは、どの組織、個人、学校が選ばれても、この貴重な賞を受け取るのに相応しい方々であると確信しています。」

審査の最終段階として、各候補が10月20日に賞の審査員団に提示される予定です。第7回の受賞者は、毎年恒例のアブダビ持続可能性週間の一環として2015年1月19日に開催されるザーイド未来エネルギー賞の授賞式で発表されます。

選考委員会は、再生可能エネルギーと持続可能性に関する学術界、研究・政策提言、技術、エネルギー利用、安全保障の各分野の世界的なエネルギー専門家で構成されています。マスダール研究所(MI)学生部長で実践工学システム管理科教授のベフジャト・アル・ユスフ博士が議長を務める選考委員会には、ザーイド未来エネルギー賞選考委員会副議長、世界エネルギー会議議長、ハイドロ・ケベック企業問題担当執行副社長兼事務局長のマリージョゼ・ナドー氏、グリーン・ストラテジーズのロジャー・バレンタイン社長、ハム・リップシュタット応用科学大学エネルギー工学・再生可能エネルギー科教授のオラフ・ゲーベル博士、MIの研究所イニシアチブ担当エグゼクティブディレクターで実践教授のスティーブ・グリフィス博士、マスダール・キャピタル取締役のアヌプ・ジェイコブス氏、国連財団でエネルギー・気候・エネルギー利用イニシアチブのエグゼクティブディレクターを務めるリチェンダ・バン・リーウェン氏、ゼネラル・エレクトリック湾岸地域のダリヤ・アル・ムサンナ社長兼最高経営責任者(CEO)、「ブルーエコノミーに変えよう」の著者でゼロエミッション研究イニシアチブ創設者のグンター・パウリ氏、フォーラム・フォー・ザ・フューチャー共同創設者のジョナサン・ポリット氏、アブダビ教育評議会事務局長付き顧問のマハ・サレム・ジャブール氏、コロンビア大学世界エネルギー政策センター創立フェローのデビッド・サンダロー氏、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)国家持続可能性パートナーシップ担当ディレクターのガウリ・シン氏、持続可能エネルギーの起業家でデルフト工科大学未来エネルギーシステム科教授のアド・バン・バイク氏、日本エネルギー経済研究所(IEEJ)理事でエネルギー計量分析センター長の山下ゆかり氏が含まれます。

*配信元:ME NewsWire



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