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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷で有事のドル買い再開
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷で有事のドル買い再開
30日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米インフレ指標が鈍化すれば引き締め的な金融政策への思惑は後退し、ドル売りに振れやすい。ただ、米国のイランに対する攻撃が懸念され、有事のドル買いが再開しそうだ。
前日は親米ヨルダンに対するイランの攻撃で中東情勢が再び混迷状態に陥り、原油高を背景にドル買い先行。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)では今後の政策方針が不明確になり、債券安に伴いドル売りを強めた。ユーロ・ドルは1.1370ドル台から1.1440ドル台に強含み、ドル・円は163円90銭付近から163円20銭付近にやや大きく下げた。本日アジア市場で米国の債券安・株安・ドル安を見極める展開で、ドル・円は小幅に値を戻した。
この後の海外市場は米金融政策と中東情勢が焦点。ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見でややハト派的な見解を示し、金融政策運営の不透明感から金利安・ドル安の継続が予想される。今晩発表のコアPCE価格指数でインフレ鈍化が顕著になれば、引き締め的な政策への思惑後退でドル売りを支援しよう。ただ、米国・イスラエルとイランによる和平が遠のき、ドル選好地合いが見込まれる。また、日銀の政策金利据え置きの見通しで、円買いは入りづらい。
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・GDP速報値(4-6月) 前回0.5%
・18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(7月) 前回-15.9
・18:00 欧・ユーロ圏失業率(6月) 予想6.2% 前回6.2%
・18:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(4-6月) 予想0.5% 前回0.5%
・20:00 英・英中央銀行が政策金利発表 予想3.75% 前回3.75%
・21:00 独・CPI(7月) 予想2.6% 前回2.3%
・21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 予想20.5万件 前回18.7万件
・21:30 米・GDP速報値(4-6月) 予想2.3% 前回2.1%
・21:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(6月) 予想0.1% 前回0.3%《CS》
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