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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、為替介入への警戒一服で上値試しも
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、為替介入への警戒一服で上値試しも
23日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。約40年ぶりの高値圏で為替介入への思惑も、政府の円安牽制は警戒を弱め円買いは後退。また、中東情勢の不透明感を背景とした原油高と金利高でドルは買い継続なら上値試しの可能性もあろう。
米国とイランの双方への攻撃は収束せず、前日も中東情勢の混乱で原油高に振れドル買い先行。インフレ圧力により米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な金融政策をにらみ長期金利も上昇し、ドル買いを支えた。ユーロ・ドルは1.1420ドル台から1.14ドル付近に軟化し、ドル・円は下押し圧力継続も163円台前半で底堅く推移した。本日アジア市場も同様の展開。ドル・円は上値が重いものの、163円台に定着し底堅さが目立っている。
この後の海外市場は中東情勢と米金融政策が意識されやすい。中東情勢の混迷により原油安定供給への懸念が続き、国内経済への影響が意識される。インフレ指標の伸びは鈍化したものの、FRBの年内利上げ観測で長期金利は高止まり、全般的にドルは売りづらい地合いが続く。ドル・円は1986年12月以来約40年ぶりの高値水準に浮上し、日本の為替介入実施に緊張感が高まっている。ただ、閣僚の円安牽制は本気度が弱いと市場は判断し、円売りでドルが上値を試す展開もありうる。
【今日の欧米市場の予定】
・21:15 欧州中銀(ECB)理事会政策金利 予想2.40% 前回2.40%
・21:30 加・小売売上高(5月) 予想1.0% 前回0.5%
・21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 予想21.4万件 前回20.8万件
・22:00 南ア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表 予想7.25% 前回7.00%
・23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(7月) 予想-17.4 前回-17.7《CS》
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