米国株高を受け買い先行か/日経225・本日の想定レンジ

2026年5月28日 08:25

印刷

記事提供元:フィスコ

*08:25JST 米国株高を受け買い先行か
[本日の想定レンジ]27日のNYダウは182.60ドル高の50644.28ドル、ナスダック総合指数は18.55pt高の26674.73pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比175円高の65195円だった。本日は、封鎖されている原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の開放への期待から原油価格が下落していることを材料に買い先行で始まることが見込まれる。前日は、米ハイテク株高を映して買い先行で始まり、日経平均は一時初めて66000円台に乗せる場面があった。ただ、このところの上昇ピッチが速く、高値警戒感から利益確定売りが次第に増え、日経平均はほぼ行って来いで終わった。ローソク足は陰線で終了し、長い上ヒゲを伸ばして売り圧力の強さを窺わせた。前日の米国市場は、主要株価指数は高安まちまちだった。イラン国営通信が27日、米国との戦闘終結に向けた覚書草案を入手したと伝わった。イランは1カ月以内にホルムズ海峡を通る商業航行を紛争前の水準に戻し、米国はイラン周辺から軍を撤収、海上封鎖を解除することなどが含まれるという。これを受け、エネルギー供給の混乱が長引くとの懸念が和らぎ、米原油先物相場が大幅に続落したことが好感され、NYダウやナスダック総合指数は最高値を更新した。一方、市場予想を下回る決算を発表した情報セキュリティ企業のゼットスケーラーが30%超の急落となったことなどが響き、他のソフトウェア企業にも悪影響を及ぼした。本日の東京市場は、ホルムズ海峡の再開への期待を背景に上昇した前日の米国株高を映して買いが先行して始まることが予想される。また、ナイトセッションの日経225先物も上昇したほか、機関投資家などが参考にしている時間外取引での日経225CFDも堅調に推移しており、買い安心感につながると想定される。ただ、短期的な高値警戒感もあり上値の重さが意識されることも考えられる。また、前日の日経平均はかろうじてプラスで終わったが、売り圧力の強まりが懸念される。改めて上値を試す展開になれば前日の失速は利益確定売りの一環と受け止められるだろうが、下落して調整色が強まるようなら、月末を意識した手じまい売りが膨らむ可能性があり、警戒が必要だろう。その上で、前日に不安定な値動きをしたソフトバンクG<9984>やキオクシアHD<285A>の値動きが注目されることになりそうだ。上値メドは、心理的な節目の67000円、68000円、69000円、下値メドは、5日移動平均線の64035円や25日移動平均線の61349円、心理的な節目の60000円などが挙げられる。

[予想レンジ]上限65700円-下限64700円《SK》

関連記事