ラバブルマーケティンググループ、エルマーケを子会社化、LINE支援強化へ

2025年12月17日 18:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■取得価額は約1億8200万円、相互送客で顧客単価向上を狙う

 ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)は12月17日、LINEマーケティング支援を手がけるエルマーケの全株式を取得し、子会社化すると発表した。9月の基本合意、10月の時期変更開示を経て、同日の取締役会で株式譲渡契約の締結を決議した。取得株式数は100株で議決権比率は100%となる。

 同社は「人に地球に共感を」をパーパスに掲げ、SNSマーケティングを中核とした成長戦略を推進している。エルマーケはLINE公式アカウントのAPIツール導入支援や運用代行、友だち数増加支援、LPO支援などを強みとし、成果創出までをワンストップで支援してきた。子会社化により、LINE領域でのソリューション強化に加え、相互送客によるアップセル・クロスセル、新規顧客獲得などのシナジーを見込む。

 取得価額は普通株式1億8000万円にデューデリジェンス費用200万円を加えた約1億8200万円で、将来業績に応じ最大1億5600万円の条件付取得対価を設定した。株式譲渡実行は2026年1月中を予定し、連結業績への取り込みは2026年10月期第2四半期からとなる見通しだ。同社は今後もシナジーが期待できる分野でM&Aを含む事業展開を検討するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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