東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か

2025年12月10日 08:05

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記事提供元:フィスコ

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い値動きとなりそうだ。前日9日のダウ平均は179.03ドル安の47,560.29ドル、ナスダックは30.59pt高の23,576.49ptで取引を終了した。ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は底堅い値動きとなりそうだ。米株市場が様子見商状で推移しており、日本株市場も同様のスタートが見込まれる。グロース市場においては、5日移動平均線(663.8pt)のサポート力が強く、同水準維持なら上方を睨んだ動きが強まりそうだ。ボリンジャーバンドのミドルライン(670.08pt)突破時に買い戻しが加速する可能性もあり、留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の667ptで終えている。上値のメドは680pt、下値のメドは660ptとする。《SK》

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