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【株式市場】日経平均は44円安、選挙結果は気になるがTOPIXは高く日経平均は為替に左右され小幅安
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万9774円92銭(44円19銭安)、TOPIXは2836.19ポイント(1.71ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億8319万株
7月22日(火)後場の東京株式市場は、選挙結果が投票前の直前予想に比べると想定内だったとされて前週末に進んだ円売り(円安)の巻き戻し(円高)が強まる場面があり、自動車株や半導体関連株に一段軟化する銘柄があったが、円高は中盤から鈍化。ホンダ<7267>(東証プライム)は14時半頃に一時小高くなるなど売り一巡の様子となった。日本製鉄<5401>(東証プライム)や三井物産<8031>(東証プライム)が一段ジリ高となり、三菱重工<7011>(東証プライム)は中盤にダレたが大引けに上げて高値引け。日経平均は13時過ぎに233円安(3万9586円)まで下押したが大引けは小幅安にとどまった。
後場は、日本ヒューム<5262>(東証プライム)が一段と上げ老朽化した上下水道の整備など引き続き材料視。大平金<5541>(東証プライム)や住友鉱<5713>(東証プライム)も一段と強い値動きになりニッケル市況など買い材料の様子。アマテイ<5952>(東証スタンダード)は減税や交付金など野党側の政策実現なら景気上向く可能性などで一段高。岡野バルブ<6492>(東証スタンダード)も一段高となり電力会社の原発新設を探る動きに期待。
東証プライム市場の出来高概算は16億8319万株(前引けは8億4415万株)、売買代金は4兆2077億円(同2兆1319億円)。プライム上場1624銘柄のうち、値上がり銘柄数は687(前引けは886)銘柄、値下がり銘柄数は877(同666)銘柄。
東証33業種別指数は16業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、非鉄金属、機械、電力ガス、銀行、石油石炭、建設、卸売り、ゴム製品、パルプ紙、証券商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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