And Doホールディングスが「ハウス・リースバック」で取得した不動産を流動化、今回は対象不動産件数265件

2025年6月24日 17:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■首都圏などの戸建住宅および区分所有建物、譲渡益は61億5百万円になる予定

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月24日午後、「棚卸資産の譲渡に関するお知らせ」を発表し、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅などの不動産を流動化し、不動産信託受益権の取得、保有及び処分などを行うファンドのHLB21号合同会社(東京都千代田区)に当該信託受益権を譲渡するとした。信託受益権譲渡日は2025年6月27日(予定)。

 今回譲渡する信託受益権は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物(平均・戸当り約15百万円)で、対象不動産件数は265件(予定)、譲渡価格は41億91百万円(予定)、帳簿価格は35億76万円(予定)、譲渡益は61億5百万円(予定)。これによる譲渡益は24年8月に公表した25年6月期の通期業績予想に含まれており、現時点での通期業績予想の変更はないとした。

 「ハウス・リースバック」は、不動産を活用することで高齢者や個人事業主をはじめとした様々なお客様の資金ニーズに応えることができるサービスとして提供している。同社は、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につなげている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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