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【株式市場】前場の日経平均は76円高だがTOPIXは小安い、日米関税交渉に緊迫感
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万7546円85銭(76円18銭高)、TOPIXは2773.98ポイント(3.31ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億8401万株
6月3日(火)前場の東京株式市場は、日米関税交渉で30日に会談した赤沢経済再生相が5日に再び訪米する方向と伝えられ、関税を巡る駆け引きに何らかの動きが出る可能性や期待などが強まり、自動車株は重かったが防衛力強化への期待などで川崎重工<7012>(東証プライム)などの重工3銘柄が軒並み高値を更新し、アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株も高い。日経平均は127円高で始まり午前11時前に258円高(3万7729円)まで上げたが、円高など逆風で前引けにかけては上げ幅を縮めた。
内田洋行<8057>(東証プライム)が一段と上げて上場来の高値を更新し業績予想の増額修正など好感。ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は米半導体株高などに加えトヨタ<7203>(東証プライム)などの研究組合が車載半導体の規格を国際的な標準化団体に提案とされた中でソシオも参加とされ材料視。ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は世界最小のAIスーパーコンピューターとされる「NVIDIA DGX Spark」の開始など材料視され再び急伸。
東証プライム市場の出来高概算は7億8401万株、売買代金は1兆9831億円。プライム上場1630銘柄のうち、値上がり銘柄数は545銘柄、値下がり銘柄数は1021銘柄。
東証33業種別指数は13業種が値上がりし、鉱業、機械、パルプ紙、小売り、電気機器、その他製品、などが高い。(HC) (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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