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インフォマート、「BtoBプラットフォーム 請求書」、請求書をメールで送信できる「PDF送信機能」を提供開始
■取引先の希望する受領方法に対応し、請求書発行業務を効率化
デジタルの力であらゆる業務の効率化を目指すインフォマート<2492>(東証プライム)は5月21日、提供する請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」に新機能「PDF送信機能」を追加したと発表。これにより、「BtoBプラットフォーム 請求書」で作成した請求書をメールで送信することが可能となる。
■機能リリースの背景
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書の発行・受取や支払金額の通知など、多様な請求業務をデジタル化するクラウドサービスである。近年、働き方の多様化や法改正を背景に、請求書関連業務のデジタル化の重要性は一層高まっており、同サービスは様々な業界・業態で115万社を超える企業に利用されている。
同サービスで請求書を発行する場合、取引先にも「BtoBプラットフォーム」のIDを取得してもらう必要がある。しかし、ユーザーからは「取引先にIDの取得やログインの手間をかけさせたくない」「請求書をメールで送りたい」といった要望が寄せられていた。このため、一部の取引先に対しては、同サービスを介さずにPDFを個別にメール送信するなどの対応が求められ、さらなる業務効率化の余地があった。
こうした状況を受け、請求書発行業務の一層の効率化を目的に、「BtoBプラットフォーム 請求書」に新たに「PDF送信機能」を追加した。同機能により、同サービスの発行機能を有料契約している企業は、「BtoBプラットフォーム」のIDを持たない取引先に対しても、PDF形式の請求書をメールで送信できるようになる。
■機能概要
同機能により、「BtoBプラットフォーム 請求書」で作成した請求書をPDF形式でメール送信できる。
請求書を発行する企業は、管理画面上で取引先ごとにPDF送信設定を行うことができる。発行後、ダウンロードリンクが記載されたメールが送信され、取引先はリンク先でパスワードを入力することで、PDFファイルをダウンロードできる。
これにより、取引先は「BtoBプラットフォーム」のIDを取得する必要がなくなり、スポット取引など一時的な取引でも、請求書を円滑に発行できるようになる。
また、従来の「BtoBプラットフォーム 請求書」による発行方法(デジタル送信・郵送・Peppolネットワークを利用したデジタルインボイス経由)に加えて、PDF形式での発行も可能となったことで、すべての取引先に対して同サービスを通じて請求書を発行できるようになる。
同社は今後も機能の拡充を進め、利便性の向上とバックオフィス業務のさらなるデジタル化・効率化を推進していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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