後場の日経平均は1016円安でスタート、TOWAやSUMCOなどが下落

2024年4月19日 13:02

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37062.99;-1016.71TOPIX;2618.02;-59.43


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比1016.71円安の37062.99円と、前引け(36818.81円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36710円-37160円のレンジで上昇。ドル・円は1ドル=154.20-30円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が午前は上昇する場面があったがその後軟調で0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で上値が重く1.8%ほど大幅に下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が1200円を超す大幅下落となったことから、買い戻しの動きがあるようだ。一方、前場に続き中東の地政学リスクの高まりが警戒され、積極的な買いを手控える向きもある。

 セクターでは、電気機器、機械、精密機器が下落率上位となっている一方、海運業、鉱業、石油石炭製品が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、ローツェ<6323>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、野村マイクロ<6254>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>が下落。一方、さくら<3778>、商船三井<9104>、郵船<9101>、INPEX<1605>、川崎船<9107>、第一三共<4568>が上昇している。《CS》

関連記事