健大高崎が春夏通じて初優勝 選抜高校野球

2024年4月1日 09:17

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 3月31日、兵庫県・阪神甲子園球場で第96回選抜高校野球大会の決勝戦が行われ、健大高崎(群馬県)が報徳学園(兵庫県)に3-2で勝利し初優勝した。

 健大高崎は春夏通じて初優勝、群馬県勢としても選抜大会初優勝を果たした。報徳学園は2年連続の準優勝となり、昨年の雪辱はならなかった。

 試合は1回から2点ずつを奪い合う展開で始まる。3回に健大高崎が1点を奪い逆転すると、石垣元気が安打を許しながらも粘りの投球を見せる。報徳学園は安打数では健大高崎を上回りながらも、初回の2点だけに抑えられた。報徳学園の先発投手・今朝丸裕喜も健大高崎に追加点を許さず、緊迫した展開が続きそのまま試合は終了した。

 1回表、報徳学園は2死一、二塁で安井康起がライト線を破ると悪送球も重なり2点を先制する。
1回裏、健大高崎も2死一、二塁で森山竜之輔が左中間を破り2点を返しすぐに同点とする。3回裏、健大高崎は先頭打者の斎藤銀乃助がライト線を破る3塁打を放つ。1死三塁から髙山裕次郎が一二塁間を破り3-2と逆転する。

 9回表、健大高崎は投手を石垣元気からエースの佐藤龍月に交代する。報徳学園は四球で出塁した走者が2死から盗塁に成功、同点の走者を二塁に進めるも打者は三振。得点は最後まで奪い切れず試合は終わった。

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