大阪・岸和田に滞在型ショッピングモール「ワタワン」、5月にオープンへ

2024年3月1日 09:25

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ワタワンのオープンイメージ(アンティカ発表資料より)

ワタワンのオープンイメージ(アンティカ発表資料より)[写真拡大]

  • 建築途中の様子(アンティカ発表資料より)
  • ワタワンのオープンイメージ

 アパレル事業のantiqua(アンティカ)は、大阪府岸和田市の蜻蛉池公園前に、滞在型ショッピングモール「WHATAWON(ワタワン)」(岸和田市岸の丘町)を、5月にグランドオープンする。大型物販エリアやショッピングエリア、大空間フードホール、イベントスペース、温浴施設などを備えた家族で楽しめる施設で、大型物販エリアに出店する15店舗が発表された。

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 ワタワンは蜻蛉池公園の向かいに位置する約2万9,000平方メートルの敷地で、2022年から整備が進んでいる。東京ドームの約6割という広大な敷地に、大型物販エリア「WBOX」、ショッピングエリア「ショーディッチハイストリート」、大空間フードホール「グルマンズ」、イベントスペース「フロアディスコボール」などを整備中で、工事は完成に向けて順調に進んでいる。

 WHATAWONの名称は、ルイ・アームストロングの名曲のタイトルにもなった「WHAT A WONDERFUL WORLD」(この素晴らしき世界を)を略して、命名したという。建物面積は約6,000平方メートルで、約70店舗が入る予定。アンティカは年間150万人以上の来店を見込んでいる。施設内の支払いは完全キャッシュレスとなる。

 このうち、大型物販エリアのWBOXに出店するのは、音楽レーベルがプロデュースし、インターネットラジオ局を併設した「オリガミプロダクションズ」、アウトドア用品の「サンデーマウンテン」、無添加・有機・自然栽培食品専門の「ナチュラルセレクトマーケット」、完全無添加豆腐の「やっこ」、EVトゥクトゥクの代理店「Eモーターズ」、ゴルフウエアの「セブンティーツ―」など15店。

 アンティカは大阪府和泉市に本社を置くアパレル事業者。本業を離れた新プロジェクトとして滞在型ショッピングモールの整備に挑んだ。世界基準で今までになくみんなが楽しめるモールを目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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