森保ジャパン、イランに1-2で敗れる サッカーアジアカップ準々決勝

2024年2月4日 16:01

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 3日、カタール・エデュケーションシティスタジアムでサッカーのアジアカップ準々決勝が行われ、日本はイランに1-2で敗れた。イランは世界ランキング21位、カタールW杯後の国際試合16連勝中でもあり、今大会優勝候補とされていた。日本の3大会ぶり5度目の優勝はならなかった。

 試合は開始直後からイランの厳しいプレスが目立つ展開となるも、前半28分に日本が先制に成功、前半は無失点で終了する。後半は次第にイランが押し込むシーンが増え、後半10分に同点にされる。日本は南野拓実、三苫薫を投入、イランを突き放しにかかるも、アディショナルタイムに分厚い攻撃にたまらず決勝点となるPKを献上した。

 前半28分、日本は守田英正が左サイドの中盤から上田綺世にパス、守田はそのままゴール前へ走り込む。守田は上田から再びボールを受けると、巧みなボールさばきでDFをかわしながらPA内に持ち込んで強烈なシュートを放つ。これがGKの足に当たりながらもゴールインする。

 後半10分、イランは日本のロングボールを中盤でカット、そのまま縦パスを受けたアズムンが左サイドからゴール前に走り込んだモヘビにパス。モヘビはゴール隅に流し込み、同点に追い付く。

 後半48分、イランはレザイーアンからのロングボールを、PA左でモヘビがDFと競り合いながらゴール前に出す。DFの連携ミスでボールの処理に遅れている間に、割り込んだカナーニが板倉滉に足を掛けられPKを獲得する。ジャハンバフシュの強烈なPKがゴールネットに突き刺さる。日本は僅かな残り時間に反撃を試みるもゴールは遠かった。

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