三菱自、新型トライトンをタイで公開 24年初頭には日本にも導入

2023年8月3日 06:45

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新型トライトン(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)

新型トライトン(画像: 三菱自動車工業の発表資料より)[写真拡大]

 三菱自動車工業は7月26日、ピックアップトラック「トライトン」の新型をタイ・バンコクで世界初披露するとともに、タイでの販売を開始した。価格は69万9,000~102万7,000バーツで販売され、日本円ではおよそ280~415万円となっている。日本国内への再導入も発表されており、2024年初頭から販売される予定だ。

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■新型トライトンの概要

 トライトンは1978年に発売され、累計の世界生産台数は560万台。これまで約150カ国で販売されてきた三菱自のグローバル戦略車だ。日本でも2006年9月から2011年8月の間、輸入販売が行われてきた。今回フルモデルチェンジを行い6代目となるにあたって、約12年ぶりに日本へ再導入されることとなった。

 トライトンはSUVの快適性と、トラックとしての実用性を重視。ボディタイプは、後席も含めた2列シートの「ダブルキャブ」、フロントシート後ろにリクライニングもでき荷物スペースにもなる「クラブキャブ」、フロントシートのみの「シングルキャブ」と、3タイプを用意した。

■パワーユニット &シャシー

 エンジンは、4N16型のコモンレール式を採用したクリーンディーゼルエンジン。排気量は2.4L、最大出力と最大トルクは3つが用意され、110PSと330Nm、135PSと430Nm、150PSと470Nmの組み合わせとなっている。

 高出力仕様には新型ターボチャージャーと新燃焼システム、全仕様に対してはタービン容量を可変制御するVGターボチャージャーを採用している。

 三菱といえば4WDシステムだが、同社独自のスーパーセレクト4WD-IIと、イージーセレクト4WDを引き続き採用し、ダイヤル式セレクターで簡単にモードを変更できる。

 用意された4WDモードはALL、2H、4H、4HLc、4LLcの5つで、使用可能なドライブモードはNORMAL、ECO、GRAVEL、SNOW、MUD、SAND、ROCKの7つを設定。スーパーセレクト4WD-II搭載車は新たにAYCを採用、ASTCも全車に標準装備されている。

 シャシーも新開発され従来型から断面積を65%増加したラダーフレームを採用。曲げ剛性を40%、ねじり剛性も60%強化。これにより、これまでよりも過酷な道を走行した時にも安定性が増し、乗り心地の向上にも貢献する。また軽量化も行ったうえで、堅牢性も向上させている。

■エクステリア

 設定されたデザインコンセプトは「BEAST MODE」(勇猛果敢)。タフさと力強さを備えた堂々としたデザインとなっている。ダイナミックシールドもピックアップトラックに最適化され、デイタイムランニングランプは猛禽類を思わせる眼光鋭い造形とすることで、圧倒的存在感とたくましさを表現している。

 ボディサイドは水平基調を軸にしており、大きな面で構成し幅広く見せている。荷台サイズに関してもボディサイドとともに張りのある面にしている。リヤはT字型のテールランプを採用し、ワイド感を強調している。

 カーゴベッドは大型化し、荷台高は820mmと従来モデルよりも45mmほど低く設定することで、実用性を高めている。

■インテリア

 インテリアのデザインコンセプトは「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」。さらに進化させて、水平基調かつ力強いインストルメントパネルを再現した。ソフトパットを多く使用し、ユーザーの保護をしっかり行えるように設計している。フロントシートはドライバーの疲労軽減を目的とした形状とした。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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