核融合発電の実用化へ、ベンチャー企業に官民で100億円余出資

2023年5月18日 16:14

印刷

記事提供元:スラド

以前にも取り上げた、核融合発電の実用化に向けて実証試験プラントを建設している京都大学発スタートアップ企業「京都フュージョニアリング」に、政府系ファンドや電力会社、それに大手商社など17社が100億円余りを出資することとなった。同社は現在、世界初となる小規模な実験用の発電プラントの建設を進めている。17日におこなわれた発表によると、今回の出資では政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツや三菱商事や三井物産、それに関西電力のグループ会社など、17社がこのベンチャー企業に対して、合わせて105億円を提供するという(京都フュージョニアリングリリースNHK)。

あるAnonymous Coward 曰く、 次世代のエネルギーとして期待される核融合発電の研究開発を行う京都大学発のベンチャー企業に、
政府系ファンドや電力会社、それに大手商社など17社が100億円余りを出資し、官民で実用化に
向けた動きを後押しすると報じられている。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ビジネス | 電力 | 原子力

 関連ストーリー:
Microsoftが商用核融合企業と電力購入契約を締結、2028年稼働開始予定 2023年05月12日
核融合研、中性子を生成しない軽水素ホウ素反応実験に成功 2023年03月23日
核融合発電システムを構成する特殊機器の実証試験設備建設へ 2022年07月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事