快適性最優先に開発、静寂と滑らかさ追求の「ComfortContact CC7」発売 コンチネンタル

2023年2月18日 18:04

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2023年3月から発売されるサイレント・コンフォートタイヤ「ComfortContact CC7」(画像:コンチネンタルタイヤ・ジャパン発表資料より)

2023年3月から発売されるサイレント・コンフォートタイヤ「ComfortContact CC7」(画像:コンチネンタルタイヤ・ジャパン発表資料より)[写真拡大]

  • 「ComfortContact CC7」(画像:コンチネンタルタイヤ・ジャパン発表資料より)
  • 「ComfortContact CC7」(画像:コンチネンタルタイヤ・ジャパン発表資料より)
  • 「ComfortContact CC7」(画像:コンチネンタルタイヤ・ジャパン発表資料より)

 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、高い静粛性とストレスを感じさせない滑らかな乗り心地を追求したサイレント・コンフォートタイヤ「ComfortContact CC7(コンフォート・コンタクト・シーシーセブン)」を、2023年3月より順次発売する。

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 コンチネンタルによると、クルマが走行中に発生する騒音の約50%がタイヤにあるいい、タイヤの改良は、静粛性の高い車内を作り出すためには重要な要因となる。特に高速走行時は、タイヤが路面と接触する音のほかに、タイヤが空気を切り裂くときに発生する音も騒音として車内に響いてくる。

 昨今は、ハイブリッド車やEV車の普及が進み、音もなく静かに走行できるクルマが増えたが、それに伴いタイヤが発生する騒音が目立つようになった。そこで適切なコンフォートタイヤを選択することが、車内を快適に過ごすためには重要となる。

 今回新発売されるComfortContact CC7は、ノイズ・ミューターと呼ばれるノイズを低減するテクノロジーを2つ採用した。

 1つ目は、ノイズ・ブレーカー3.0と呼ばれる技術により、タイヤの溝を伝わる音波を遮断する。これによりキャビンに蓄積したノイズが伝わることを防ぐ。

 2つ目は、ヘルムホルツ式レゾネーター(消音器)と呼ばれる技術だ。ヘルムホルツ共鳴の原理に基づき、チャンバーを溝に設置。これによりチャンバーが共鳴周波数を吸収し、車内騒音が格段に静かになるという。

 これらの2つの技術を組み合わせることで、同乗者との会話や音楽を妨げる騒音を防ぎ、快適なドライブへと繋げる。

 もちろん乗り心地もコンフォートタイヤならではの最上級を追求し、凸凹が多い路面でもスムーズな乗り心地が実現するゼロエミッションパターンを採用。路面の粗さに追従する特別な柔軟剤を配合したエバー・フレックス・コンパウンドも採用している。

 サイズは13インチから17インチまで28サイズを用意。今後サイズを拡大していく予定だ。価格はオープン価格となる。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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