SNSで拡散される呪い・・映画『貞子DX』スポット映像全7種を公開

2022年10月13日 08:49

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©2022『貞子DX』製作委員会

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 10月28日(金)に公開の映画『貞子DX』より、スポット映像が全7種類公開された。主演の小芝風花をはじめ、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央らが登場する未公開シーンや、貞子登場シーンも満載の映像となっている。

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■今度の貞子はSNSで拡散!

 鈴木光司の小説を原作に「見た者は必ず7日後に死ぬ」という“呪いビデオ”で拡散される恐怖を描き、日本中を震撼させた大ヒットホラー映画『リング』(98年)。その後も『らせん』(98年)など鈴木光司の小説を原作とした続編や、世界観を引き継いだ『貞子3D』(12年)・『貞子3D2』(13年)といった作品が作られてきた。

 そんな「リング」シリーズ最新作である映画『貞子DX』は、現代社会に適応してSNSで拡散される貞子の呪いを描く。死までのタイムリミットは7日から24時間に短縮されている。主人公は“呪いの方程式”を解明しようとするIQ200の天才大学院生・一条文華。謎解きという新たな要素が加わった新感覚ホラーサスペンスとなっている。

 文華を演じるのは、実写映画版『魔女の宅急便』(14年)の主演で映画デビューを果たし、21年放送のドラマ『彼女はキレイだった』で第109回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞を受賞した小芝風花。文華とともに貞子に立ち向かうキザでポンコツな自称占い師・前田王司役を、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬が演じる。

■15秒スポット映像を全7種公開

 公開されたスポット映像は、SNSで一瞬にして拡散していく貞子にちなみ、大量増殖して全7種類。主題歌である三代目 J SOUL BROTHERSの楽曲「REPLAY」をBGMにしたポップな雰囲気のものから、顔にモザイクがかかった女性が街中に佇む不気味なもの、24時間のタイムリミットが迫る某海外ドラマをオマージュしたような緊迫感溢れるものまで、さまざまな切り口で作られている。

 あるスポット映像では、IQ200の天才大学院生・一条文華が「すべて科学で解明できる」と言い切り、耳の後ろに親指を置く不思議なポーズを取っている。貞子公式Twitterのつぶやきによると、このポーズは耳の後ろのツボを押して頭の回転を良くするものだという。

 また、森の中の古びた井戸から貞子が這い上がってくるという「リング」シリーズらしいシーンもあるが、一方でその井戸を前にして前田王司が「絶対なんか出てくるっしょ!」と怯えるなど、「リング」シリーズらしからぬコミカルな掛け合いも。個性的なキャラクターが集結した謎解きホラーサスペンス『貞子DX』に、興味をそそられる特別映像となっている。

■映画『貞子DX』あらすじ

 全国各地で、“呪いのビデオ”を見た人が24時間後に突然死亡する事件が発生。IQ200の大学院生・一条文華(小芝風花)は、TV番組で共演した人気霊媒師Kenshin(池内博之)からビデオを渡され、呪いを解明してみろと言われる。

 「呪いなんてあり得ない」と断言する文華だったが、大切な妹が興味本位でビデオを見てしまったと電話がかかってくる。「お姉ちゃん助けて。ずっと白い服の人につけられてて……」。

 そこで文華は、自称占い師の前田王司(川村壱馬)、謎の協力者・感電ロイド(黒羽麻璃央)とともに、呪いを科学的に解明することに。24時間というタイムリミットで呪いの方程式を解き明かすことはできるのかーー。


(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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