ららぽーと福岡、4月25日オープンに決定 九州最大級のフードゾーン登場

2022年2月25日 08:08

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ららぽーと福岡の開業イメージ(三井不動産など発表資料より)

ららぽーと福岡の開業イメージ(三井不動産など発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産と九州電力、西日本鉄道は福岡市青果市場跡地で整備している「三井ショッピングパークららぽーと福岡」(福岡市博多区那珂)を、4月25日にグランドオープンする。ららぽーとの九州進出は初めてで、九州初出店の57店を含む222店と九州最大級のフードゾーンが出現する。

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 ららぽーと福岡は、約8万6,600平方メートルの敷地に鉄骨地下1階、地上5階建てのモール棟、鉄骨7階建てが2棟の立体駐車場(約3,100台収容)を整備している。延べ床面積は立体駐車場を含めて約20万6,500平方メートル。このうち、店舗面積は約7万3,100平方メートルとなる。

 入居する店舗は222店を予定している。内訳は婦人服の「コカ」、子ども服の「マーキーズ」などファッション関係が52店。ジュエリーの「ミルフローラ」、化粧品の「アインズ&トルペ」など雑貨関係が74店。シネマコンプレックスの「TOHOシネマ」、アミューズメントの「ナムコ」などサービス・娯楽関係が36店。スーパーの「レガネット・デイリー・エンターテイメント・スクエア」などスーパー・食物販関係が22店。和食の「うまや」など飲食関係が17店、久留米ラーメンの「清陽軒」などフードコート出店の飲食店が21店となる。

 3階の「グランダイニング」は九州最大級のフードゾーンで、1,450席のフードコートとレストランゾーンを一体として配置する。青果市場の記憶を受け継ぐ1階の「フードマルシェ」は、ミシュラン掲載店など選りすぐりの有名店を集める。職業体験テーマパークの「キッザニア」は夏にオープンする予定。施設の屋上には陸上トラックやフットサル場、テニスコートを設ける。

 ららぽーと福岡はJR鹿児島線の竹下駅から徒歩9分。西鉄が施設内のバスターミナルを設け、福岡空港やJR博多駅を結ぶ路線の新設を計画している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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