近ツー、規格外野菜を用いた親子料理教室開催 3月13日にオンラインで

2022年2月8日 11:22

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規格外野菜を使ってフードロスについて学習できる料理教室を開催する(画像は近畿日本ツーリストコーポレートビジネス発表資料より)

規格外野菜を使ってフードロスについて学習できる料理教室を開催する(画像は近畿日本ツーリストコーポレートビジネス発表資料より)[写真拡大]

 近畿日本ツーリストコーポレートビジネス(東京都千代田区)は、規格外野菜を利用した親子向けのオンライン教室を開催する。食を通じて社会的企業支援を行うタベキフと連携して行う。料理教室とSDGs学習をセットにしたコンテンツとして売り出す。

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 JA全農さいたまなどの協力を得て、一般消費者に流通させない規格外の野菜を利用する。レシピ開発や料理協力はゼットンが担当する。規格外野菜でも美味しく食べられることを学んで、フードロスについて親子で学習してもらう。

 開催日は3月13日。参加人数は20組を想定。参加料金は4950円(税込)で、所要時間は約2時間半。オンライン形式で行う。食学ミネラルアドバイザーの国光美佳氏による「いのち輝く食べ物のはなし」の講演を受講してから、料理体験を行う。フードロスとミネラルの観点から、食べ物の命のことなどを考える。フードロス対策になるメニューの考案も一緒に行う。

 売上げの一部は、ひとり親家庭の食事支援に注力する特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパンに寄付する。フードロス解消に貢献することに加えて、社会貢献にもつながるプランにした。

 日本では食べることができるのに廃棄されるフードロスが、2019年度の推計値で年間570万トンにも及んでいる。日本人1人当たりが毎日お茶碗1杯分のご飯を廃棄しているのと同じ程度の量。1人当たりの年間廃棄量はアジアでワースト1位、世界でも6位と不名誉な結果となっている。

 また、災害や長引くコロナ禍によって食品の需要が減少。生産物の廃棄をせざるを得ないなど生産者にとっても大きな痛手となっている。こうした課題を次世代を担う子供たちに学んでもらうべく、規格外野菜の親子料理教室を企画した。

 尚、レシピを手掛けるゼットンは国内外に70店以上の飲食店を展開している企業。東京・赤坂のイタリアンレストランのシェフが今回のレシピ開発を行った。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る

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