千葉大学病院、ワクチン接種の抗体調査結果発表 飲酒歴や性別で抗体量に差

2021年6月5日 17:38

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記事提供元:スラド

千葉大学病院は3日、2月にワクチンの効果や副反応について調べる目的で設置した「コロナワクチンセンター[動画]」においてファイザー製ワクチンを接種した職員の抗体価を調べる大規模調査を行ったところ、1774名中1773名の99.9%が抗体を持ったとする発表を行った。この調査では、年齢、性別、飲酒頻度、1回目と2回目の接種間隔などの関連についても調査が行われている(千葉大学病院リリース[PDF]TECH+TBS NEWSFNNプライムオンライン)。

この調査によると、「免疫抑制薬の内服あり」、「年齢が高い」、「副腎皮質ステロイド薬の内服あり」、「飲酒の頻度が高い」といった要因があると抗体が増えにくく、反対に「過去にCOVID-19に感染したことがある」、「女性」、「1回目と2回目の接種間隔が長い(18日~25日)」、「花粉症薬など抗アレルギー薬の内服がある」場合は、抗体が増えやすいとする傾向があったとしている。 

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