川崎フロンターレがリーグ新記録の10連勝、J1第11節

2020年8月20日 05:58

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 19日、サッカーJ1リーグ第11節が行なわれ、首位の川崎フロンターレがホームで2位のセレッソ大阪と対戦、5-2で勝利した。これまでリーグ最多得点の川崎Fと最少失点のC大阪との注目の首位攻防戦。C大阪が早い時間に先制するも、川崎Fが大量5点を奪う逆転勝利により、1シーズンでのJリーグ新記録となる破竹の10連勝を飾った。

 前半7分、C大阪は丸橋祐介がハーフウェーライン付近で浮き球を受けるとドリブルで前進し、DFの裏にスルーパスを送る。これにBメンデスが反応し、GKと1対1になると、冷静にゴール隅に流し込み先制する。前半21分、川崎Fは脇坂泰斗がPA左角付近からのFKを直接シュートすると、ゴールニアサイドに吸い込まれ同点に追い付く。前半41分、川崎FはPA内に走り込んだ山根視来がロングパスを受けると、家長昭博に戻す。家長はDFに蹴り倒されPKを得ると、そのままPKをけり、ゴール隅に流し込んで2-1と逆転する。

 後半8分、川崎Fは相手ゴール前で得意のパスワークを見せる。最後は小林悠のPA左からのシュートがゴールファーサイドに吸い込まれ追加点を奪い3-1と突き放す。後半13分、C大阪は丸橋の左サイドからの速いFKがクリアミスでファーサイドゴール前へ流れる。これに反応した瀬古歩夢が押し込んで、1点を返す。

 後半30分、川崎Fは三苫薫がPA左からDFの股を抜くシュートを放つとゴールニアサイドに吸い込まれ、4-2と突き放す。後半32分、川崎Fは登里享平のシュートがGKに当たってこぼれたボールを、Lダミアンがゴールに押し込んで、5-2として勝負は決まった。

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