横浜Fマリノス、15年ぶりの優勝 サッカー・J1最終節

2019年12月7日 21:18

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 7日、サッカーJ1最終節が各地で行われ、首位の横浜Fマリノスはホームで2位のFC東京と対戦、3-0で勝利し、15年ぶりのJ1優勝を果たした。

 横浜FMは敗れても3点差以内であれば優勝が決まる試合であったが、勝利を目指して前半から得点を奪いにいき3-0の圧勝で優勝を飾った。J1参入プレーオフ出場となる16位には、湘南ベルマーレが決まった。

 前半26分、横浜FMはエリキが右サイドからPA手前中央の和田拓也にパスを送る。和田は左サイドのティーラトンにパスを送ると、ティーラトンが放ったシュートがDFに当たってGKの頭上を越えゴールインする。

 前半のうちに得点を返したいFC東京は前半38分、永井謙佑が高萩洋次郎とのワンツーパスでGKと1対1となるもシュートは枠を外す。前半44分、横浜FMはMジュニオールが左サイドをドリブルで持ち込んでPA手前中央のエリキにパスを送る。エリキはPA内に進入し、DFと競り合いながらもゴール隅に流し込んで追加点を奪う。

 後半17分、横浜FMのGK朴一圭がFC東京の永井を倒し一発退場となる。1人少なくなった横浜FMは劣勢になるも、後半32分、遠藤渓太がDFを交わして左サイドをドリブルで持ち上がりPA内に進入する。再びDFを交わし放ったシュートがGKに触られながらもゴールインし決定的な3点目となった。

 J1残留争いは、15位清水エスパルスが14位サガン鳥栖に1-0で勝利した。16位湘南ベルマーレは18位松本山雅に試合終了直前に同点に追い付かれ引き分けとなったため、鳥栖との得失点差で16位のまま終わった。湘南は12月14日のJ1参入プレーオフ決勝戦に出場する。

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