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ディオールの新作ウェア&アクセサリー、マラケシュで発表した20年リゾートコレクションより
ディオール(DIOR)が、モロッコ・マラケシュで発表した2020年リゾートコレクション。相互理解の基盤となる「コモン・グラウンド」という思想がテーマになっている。
舞台は、ムッシュ ディオールの最初の後継者イヴ・サンローランが愛した場所、マラケシュ。メゾンにとって特別な場所で行われたショーでは、特別なピースが誕生している。
■「アフリカン ワックス」ドレス
一つはコレクションの象徴となる「アフリカン ワックス」。マリア・グラツィア・キウリは、コートジボワールにあるユニワックス(Uniwax)の工場とスタジオとのコラボレーションによりオリジナルのテキスタイルを作成。
生地を織る際に、トワル ドゥ ジュイやタロットモチーフなど、マリアが大切にしているディオール コードを緯糸に織り込むことで、アフリカンカルチャーとパリのエスプリが効いたスペシャルなデザインを完成させた。
豊かな大地が生んだ自然や動物たちをモチーフに大自然のパワーを表現したテキスタイルは、サンドカラー、インディゴブルー、灼熱のレッドオークルなど様々なパレットで彩られ、ドレスとなりコートとなりコレクションに登場している。
■アフリカンカルチャーを彷彿とさせるヘッドピース
アフリカンカルチャーを強調させたヘッドピースは、帽子職人とタッグを組み生み出したもの。帽子デザイナーのスティーブン・ジョーンズが、マーティン・ヘンリー(Martine Henry)とコラボレーションし、ターバンを作成。
ヘッドウェアで頭部を飾ることは、品格と洗練のシンボルを意味しているという。
■アフリカ人アーティストとコラボした「バー」ジャケット
ディオールアイコンピース「バー」ジャケットは、2人のアーティストによって再解釈。
1940年代に愛された細いウエスト、すそ広がりのスカート、優しいショルダーラインの“ニュールック”は、アフリカ系アメリカ人のコンテンポラリーアーティスト、ミッカリーン・トーマスと、LVMHプライズのグランプリ受賞者グレース・ウェールズ・ボナーの視点を通してモダンに生まれ変わってる。
シックなブラックのボディに映えるのは、大自然のパワーを感じさせるレッドオークルの装飾。きゅっと絞ったウエスト下に配されたポケット、そして細身なアームの袖口にあしらわれている。
■新作バッグも続々登場
バッグの新作は、マラケシュのムードでアイコンデザインをアレンジしたもの。「サドル」バッグは情熱的なレッドカラーで。フラップ部分は、レザーを細かくカットしてラフィア風に仕上げている。
また「ブック トート」からは、サンドカラーの新色が登場。クリスチャン ディオールのブランドロゴを中央に配し、周りにはアニマルや植物たちのユーモラスなモチーフをあしらっている。
■ショーの模様を動画でチェック
【問い合わせ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
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