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忘れた記憶を復活させる薬を開発 東大や北大など
記事提供元:スラド
東京大学や北海道大学、京都大学の研究者らが、薬物投与によって「忘れてしまった記憶」を思い出させるようになるという研究結果を発表した(プレスリリース、Biological Psychatry誌掲載論文)。
思い出せなかったことがふと何かの拍子で思い出せるようになることがあるように、忘れてしまった記憶でもその情報自体は脳内に残っている可能性がある。今回の研究ではマウスおよび人間を使った実験で、薬を使って脳内のヒスタミン神経系を活性化することで忘れてしまった記憶を思い出しやすくなることが分かったそうだ。
人間での実験結果ではヒスタミンの放出量を増やす薬の投与によってテストの正解率が向上する結果が得られたという。ただ、もともと正答率の高かった被験者の場合、逆に正解率が下がるケースも確認されているという。
ただ、人間での実験結果については実験方法や結論については一部に疑問の声も出ている(藤田医科大学・宮川剛教授のTweet)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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