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小田急新宿店、買い物代行のコンシェルジュサービス オネストビーと提携
オネストビーによるコンシェルジュサービスイメージ(小田急百貨店発表資料より)[写真拡大]
小田急百貨店は12日、東京都新宿区西新宿の新宿店で14日からコンシェルジュサービスを始めることを明らかにした。シンガポール発の買い物代行サービス・オネストビーと提携し、ウェブやアプリから注文を受けて全国に商品を発送する。都内近郊であれば注文後、最短1時間で商品が到着する。
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対象商品は生鮮食品や和洋菓子、惣菜など約150点。オネストビーのサイトやアプリから小田急百貨店を選択し、商品を注文すると、オネストビーのコンシェルジュショッパーが注文商品を買い物代行し、オネストビーの配達員が登録住所まで配送する。
注文は24時間受け付けるが、午後6時までに受け付けた商品が当日配送の対象となる。決済方法はクレジットカードのみ。商品代金に加え、配達料金、コンシェルジュ料金各490円が必要。商品代金が税込5,000円以上で配達料金が無料になる。ギフト用などのラッピング対応はしない。
配送エリアは沖縄県、離島部を除く全国。当日配送が可能なエリアは東京23区と埼玉県三郷市、和光市、越谷市、吉川市、草加市、八潮市、川口市、千葉県流山市、神奈川県横浜市、川崎市の一部。それ以外の場所は翌日か、翌々日配送になる。
小田急新宿店の地下食料品売り場は場所が良く、大勢の利用客でにぎわっているが、仕事や家事、育児で外出が難しい人や長期滞在の外国人らへ顧客を広げるため、オネストビーとの提携に踏み切った。首都圏でこのところ急増している買い物難民の高齢者にも喜ばれそうだ。
オネストビーはシンガポール発の買い物代行サービスで、注文をすると最短1時間でコンシェルジュが希望の商品を集め、配達してくれる点が好評を集めている。現在、アジアを中心に世界8カ国でサービスを展開している。日本には2017年に本格的に上陸した。
オネストビーが百貨店と提携するのは伊勢丹に続いて2例目。高いブランド力と知名度を持つ小田急百貨店との提携でオネストビーの知名度向上とサービス利用者の拡大を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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