手軽に呼気アルコールを計測するコンパクトなチェッカー サンコーが発売

2018年12月4日 09:15

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二日酔いアルコールチェッカー(サンコー発表資料より)

二日酔いアルコールチェッカー(サンコー発表資料より)[写真拡大]

 息を吹きかけるだけで、簡単に呼気中のアルコール濃度を計測できるポケッタブルのアルコールチェッカー「二日酔いアルコールチェッカー」が、サンコーより発売された。

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 「二日酔いアルコールチェッカー」は、同社のネットショッピングサイト「サンコーレアモノショップ」で、1,580円(税込)で購入できる。アドバンスセミコンダクターアルコールセンサーを採用し、単四電池2本で駆動。大きさは、高さ11cm、幅5cm、厚さ2cmとコンパクトなうえ、重量も36gと、ポケットに入れて持ち運べる造りとなっている。

 アルコール測定は、電源を入れてウォームアップ10秒後に、吹き口に息を吹きかけるだけで、呼気中アルコール濃度を0.00から0.19%BAC(1Lあたり0.0から1.9g)の範囲で計測できる。測定の精度は0.05% BACの時にマイナス0.01%からプラス0.02%となっている。

 また、呼気アルコール濃度が注意を要する濃度:0.02から0.05%BACの場合には、表示部に『Caution』マークを表示して知らせてくれる。このレベルのアルコール濃度は、「ほろ酔い状態で、判断力が鈍るレベル」とされている。さらに、呼気濃度が0.05%BAC以上と、危険なレベルの場合は、『Danger』マークを表示するだけでなく、ビープ音も鳴らして注意喚起する。この濃度レベルは、「体温が上昇、脈も早くなり、理性が失われ始める」とされている。

 飲みすぎると、翌朝、体内にアルコールが残っていないか気になるが、二日酔いアルコールチェッカーがあれば手軽に呼気のアルコールをチェックできるため、自身の状態をより正確に知ることができる。今後のアルコール摂取に制限をかけるなど、自己管理にも役立てることだろう。

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