今度はクボタで検査不正、数値書き換えて顧客の要求仕様とは異なるもの納品

2018年9月14日 12:11

印刷

記事提供元:スラド

 産業・農業用機械などを手がけるメーカーのクボタが、鉄鋼メーカー向けの鉄鋼を圧延する装置で使われる金属部品において、出荷前検査の検査結果を書き換える不正を行なっていたことが発覚した(クボタの発表PDF)。国内外の納入先99社のうち85社で不適切な記載があったという(朝日新聞日経新聞)。

 問題の製品は「圧延ロール」という、鋼板を伸ばす際に使われる部品。顧客は硬さや素材といった仕様を指定して発注するが、これに対しクボタは仕様とは異なる製品を納入しながら、検査結果報告書では仕様通りになるよう数値を書き換えていたという。また、納入した製品とは異なる製品の顕微鏡写真を添付する例もあったという。

 2013年10月から今年7月に出荷した2万1035本のうち、3512本で硬さの値に不正があったほか、成分配合データでの不正も121本あったという。同社では7月25日に社員からの報告で発覚、社内調査を行ない今回の発表に至ったという。

 スラドのコメントを読む | 日本 | ビジネス

 関連ストーリー:
今度はスズキ・マツダ・ヤマハの3社で完成検査不正 2018年08月10日
唯一完成検査不正がなかった日産九州工場、分かれ目は「専門家がいたかどうか」 2018年07月12日
日産自動車で排ガス検査結果の改ざんが発覚。完成検査不正の発覚後も続く 2018年07月10日
日本ガイシでも検査不正、契約で求められていた検査を適切に行わず 2018年05月24日
スバル、昨年12月に疑惑が出ていた燃費検査不正を認める 2018年03月08日
コスモ子会社でも検査不正が発覚 2018年02月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事